雨の足立美術館

  18, 2014 23:30
雨でも緊張感のあるお庭 足立美術館

雨の足立美術館0001
天候に左右されずに楽しめる場所ということで、
今回の旅の最初にやってきたのは、足立美術館!!
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の三ツ星、
しおさいプロジェクト日本庭園のランキング1位(しかも11年連続)にも選ばれており、
海外からの旅行客にも大人気な庭園を見る美術館です。

庭園は美術館の館内から外を眺める形式なので、
雨が降っていても濡れません。
雨で緑がツヤツヤしてキレイでしたよ。

雨の足立美術館0002

ただ、雨の勢いはかなりなものだったので、
もう少し晴れていたほうがキレイな写真が撮れたかもしれないな~と思うとちょっと残念。

美術館の中には凄く繊細なつづらだったり、横山大観の富士だったり、
魯山人の器だったりとお庭いがいにも目を引く展示もありましたが(お庭以外は写真NG)
やはり、帰ってきてからも目に浮かぶものとして印象に残ったのは
手入れの行き届いたお庭。

雨の足立美術館0005

雨の足立美術館0006

こんな感じに窓の縁がそのまま額縁となって、
外のお庭が生の絵として味わう、切り取って愛でる場所があちこちにありました。
こうした楽しみ方って日本の昔ながらの家屋でもありますよね。
坪庭なんかもそう。
小さな空間の中を丁寧に手入れをして、完成させているのですが、
そのものずばりを楽しむのではなく、ひとつフィルターを通してより奥深い向こうの空間を
感じる楽しみ方。
これってすごく日本的。

たとえばお月見だって、月そのものを眺めるんじゃなくて、
池に映った月を楽しむ。ワンクッション置くことで 精神性が高まっているような。
想像が入り込む隙間ができるんじゃないかなって思います。

ただ、足立美術館は 規模が大きいし、
日本的な木の剪定がバッチリされて、枯山水もあって
外国人が好みって感じがすごくしました。

雨の足立美術館0003

雨の足立美術館0009
掛軸というのはコレ。
雨の足立美術館0007
ちょっとでも動くと向こうに人がはいってきますのでこの角度だけっ!!
この掛軸の向こう側からお庭を眺められるため、普通に観光客が
フェードインしてきます(笑)

毎日、違う表情を見せてくれる掛軸。季節が変わったときにも見てみたい。

贅沢なカフェと茶室

今回、お値段がよくって立ち寄れなかったのがコチラ。
雨の足立美術館0010
美術館の入館料だけで大人1名2,300円なので、これがさらに上乗せとなると
ちょっといいお値段で、今回は断念しました。
お天気がよければ先に「縁結びパーフェクトチケット」を購入しているはずで、
団体料金1,900円で入館できた予定だったので、
そういう意味でも今回の雨は痛かったです。(2人分で800円も差が出ちゃいました。)
雨の足立美術館0011
茶室へのアプローチもいい味でした。
やはり、行けばよかったかしら。

雨の足立美術館0016
そして、強気な価格設定をもう1つ。
美術館内には喫茶店もあるのですが、こちらは先ほどのステキな庭園を眺めて
軽食やお茶をいただくことができます。
館内には2店舗 喫茶室があるのですが、
高いほうは、珈琲1杯 1,000円でしたよっ!! 食べログ(喫茶室 翠)
もう少しお値頃な方も700~800円。 食べログ(大観)
強気な価格設定にもお客さんも多くいらっしゃいました。
ろぼ家は眺めただけ・・・です(笑)

美術館へのアクセス

今回、美術館へは米子駅からJRと、無料のシャトルバスを利用してやってきました。
雨の足立美術館0017
米子駅から最寄の安来駅までは8分。200円。
すぐに到着しますが、そこからバスで20分。
無料のシャトルバスは美術館から安来駅への帰りの便が一日9本。
あらかじめ見学の所要時間などを決めておいたほうがいいと思います。
というのも、行きのシャトルバスにこんなプレートが。

雨の足立美術館0019
行きに乗車した人は数組で席も半分くらいしか埋まりませんでしたが、
帰りは満席でした。
帰る時間はだいたい皆さん、似たり寄ったりな時間(お昼以降)に固まりますし、
この整理券がないと基本的に無料シャトルバスには乗れないので、
要注意です。

この整理券は乗り場から離れた本館入口のチケット売場に置いてあります。
帰りのバスを待っている最中に、本館まで走る人もいらっしゃいました。
ろぼたんたちが入館した10時30分頃にはまだどの時間の整理券もあり、
当初は昼ご飯を食べてからここを発つつもりで
13時20分の整理券をとっていましたが、お昼を食べる予定の場所が変更になり、
急遽12時20分のものに交換しに行きました。

45分くらい前で残り4~5枚!!危なかったっ!!

雨の足立美術館0004

庭園は広く、場所によって池庭だったり、苔庭だったりと
日本庭園の表情をたくさん持っていて、しかも快適な館内から眺められて
雨の日でも十分楽しめました。
ただ、ろぼたんの個人的な意見としてはすごく整然としていて
きちんとしすぎている感じがありました。
よくパンフレットなどになっている庭園に関してはスキが微塵もなく整っていて
その完璧さが「安らぎ」ではなく「緊張感」を感じるくらい(笑)。

雨の足立美術館0013 雨の足立美術館0012

島根には他にも日本の庭園ベスト50の中に2013年度5つもお庭がはいっていました。
京都に続くランクイン数です。
2日目、3日目は旅館宿泊でしたが、どちらも日本的なお庭で
そういった風土や文化があるのかな~と思いました。
雨じゃなかったら、康国寺と由志園も観光する予定だったのですが、
今回は1位の足立美術館のみ。

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足立美術館は無料シャトルバスはありますが、小さなバスですし、
バスとJRの接続も無駄のない時間設定とはいいにくいところもあり、
レンタカーの方が時間的なロスは少ないのではないかと思います。

移動の路は 山水画のような山々を見ながらの移動でした。

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Comment 8

yoyo  

No title

ろぼたんさん、こんにちは! プチお久になりました〜。^0^
足立美術館と言っても足立区の美術館ではありませんよね。
なんと見事な庭園でしょう!!
見事に手入れが行き届いていますね〜。
日本人は見慣れていますけど、初めて外国人が目の当たりにしたら、かなり感動ものだと思いますよ。
こういうのをみるとやはり日本庭園は、世界に誇る庭園と言えますね!

札幌も急に涼しくなってきたみたいでが、いかがですか?
ろぼたんさんも、もう暑すぎるのはこりごりでしょうね。^-^;

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ブーコ  

うふふ

うえから二枚目の画像...
どうにもPちゃんとピヨ叔母とワタクシの後頭部に見えて仕方ないですわ(笑)ギャハハ

庭師の方が喜ぶ記事ですわ(TT)

外国の方が好むという話から
庭師も日本のいいとこを見せなきゃって
完璧になりすぎて
「緊張感」に伝わったのかなって思いました

強気な価格設定の表現(笑)ウケましたわ
確かにワタシも見てるだけで終りそうです(笑)

いつも思いますが
ろぼさんのブログが人気な理由よく分かりますわ
本当に読みやすく情報満載で面白く楽しいです♡
さっ
↑ブーコ何その手....褒めても何もやらんぞi-231(笑)

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ボルフィ  

No title

ろぼちゃ〜ん♡
あ〜!!!ウラヤマシイ。先を越されたわ。足立美術館は、何年も前からチェックしてて、、行きたくてたまらい所だったのよ〜。いいな。美術館のやり方も関西らしく〜、、とってもいい感じだわ。あ〜、、あと何年かかるんだろ〜。行く迄に(笑)

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eichan  

No title

外国人が好み。。。
あははは 私は、こういうの大好きなんですよ〜〜
。。(外国人かっ?笑

凛とした空気の中で妄想が広がります〜〜デザイナーの意図(しかけ?)を考えるのが楽しいというか。。

でも、自然そのままの雰囲気の方が、飽きないのかもしれないですね。。

ここ行ってみたいところの一つだったので、こちらで見られて良かったです〜 
ろぼたんさん〜〜〜ナイスな情報と素敵なお写真〜ありがとうございましたぁ〜☆

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ろぼたん  

yoyoさんへ

yoyoさん、こんばんは♪
足立美術館・・・ふふふ。もちろん、足立区の美術館じゃありませんよ~♪
島根県にある足立全康さんの収集品を展示した美術館です~。
特に横山大観の作品の充実ぶりが素晴らしく、近代日本の芸術品が多く収蔵された
すごく立派な美術館でした~。
ただ、外国人の方の評価はこの庭に対して特に大きいみたいですe-68
yoyoさんのおっしゃるとおり、THE日本 的な 手入れの行き届き!!
こうした庭に親しみがあるろぼたんでも
隙のない感じを受けたのですから、初めてこの文化に触れる人がいたら
びっくりするでしょうね♪
そうか~。ヨーロッパに行ったときには、
この逆の文化にショックを受けていたろぼたん・・・納得ですe-69e-69e-69

朝晩の札幌はもう涼しいくらいで、
窓は開けて眠れないくらいになってきました~。
こりごりな気分もありつつ、もう冬になっちゃう~という寂しさもいっぱい
ろぼたんでした(笑)(*σ・ω・`*)

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ろぼたん  

ブーコさんへ

最後に手を出すその仕草・・・
美女あるあるのその8ですね・・・。(え?もう7つも出た!?)

実はろぼ家でもよく、TokEがろぼたんを誉めると
ろぼたんが「じゃあ、なんかちょうだい♪v-222
と TokEに手を差し出すのが恒例となっております。

いや、誉め言葉だけじゃなくて、はっきりと何か形になったものがいいかなって・・・。
(でも、ブーコの方が相手を誉めてるんだから、まだマシだぞっ by TokE)


いつも、誉めてくれてどうもありがとう♪
そんなブーティーのコメントでろぼたん、頑張れるのです~♪
さっ!v-222

 さっ!e-118
e-117さっ!
さっ!e-118

・・・・・。v-221
ワーイ!!TokEの1人勝ち~!! i-235

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ろぼたん  

ボルフィさんへ

ボルボル♡
北海道からも東京、京都をはじめとした関西、沖縄という場所は
旅先としてよく選ばれがちなんですけれど、
島根ってなかなか候補としてはあがってこない場所なんですよね~。
今回はやはり直行便の力は大きかったです!(もうなくなるけど (苦笑))

夏休みはどこに行くの?って会社の人に聞かれたときも
「鳥取と島根」って答えたら、「しぶ~い!」って言われ、
何があるの?って言われて
「出雲大社」って答えたら、「スピリチュアル系の人?」って言われました・・・。

え~?そうなるの~? Σ゛(´・ω・ノ)ノウソォーン

そうそう、足立美術館は少しばかり不便な場所にあるけれど、
というか畑と山しかないような場所に建ってましたが、
だからこと、庭のむこうに滝が見えたりして、街中でないからこそ
できた空間を感じましたよ♪


渋さとスピリチュアルが同居した女・・・ろぼ(笑)

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ろぼたん  

eichanさんへ

eichanさん、こんばんは~。
和モダンな雰囲気・・・そうですっ!eichanさんの好みですっ!!(笑)
eichanさんの目線はデザイナーさんの意図とか構図とかデザインとか
そういったところに普段から掘り下げてみてらっしゃいますよね♪♪

そういう目線、ろぼたんも大好きです~♪
だからeichanさんのブログ、大好きなのかも~♪☆ヽ((○^∀^○))ノ☆

凛とした緊張感が静寂の中に・・・。
なんて格好つけて書こうと思ったのですが、
雨がすごいどしゃ降りになったりもしてそれほど静寂でもなかったんです(笑)
天候のわりにお客さんも多かったですし。
ただ、幻想的な雰囲気はありましたよ~。

木が多かったので、お手入れ大変だろうな~と思ってみてきました♪

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  • 2016.02.06 (Sat) 22:17 | ミュージアムに行きました。

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